大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート
2019年11月に公表された単純集計結果の報告書をもとに、特に重要なものをこのウェブサイト用に抜粋し簡潔に紹介しています。設問をグループごとにまとめ、回答者の基本状況、心身の健康、性のあり方(SOGI)、経験、性についての考えの5つに分類しています。
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ここでは、回答者が経験した不快な冗談・からかい、暴力的行為にかんする結果を紹介しています。
一般的な冗談やからかい・暴力的行為のほかに、「ホモ」「おかま」「レズ」といった、性にかかわる不快な冗談やからかいのことばや暴力、民族や人種・国籍にかかわる不快な冗談やからかいのことばや暴力についても、見聞きした経験と回答者自身が受けた経験を分けてたずねています。
これらの設問は、一般的な不快な冗談などの中に性にかかわるものや民族・人種にかかわるものが存在しているかを調べるだけでなく、それらの行為を見たり聞いたり、受けたりしたことが、民族・人種にかんしての考え方や、現在の心身の健康や生活になんらかの影響を与えるのかを探る目的もあり設定されました。
問21では、小学校から高校時代における、不快な冗談やからかいと暴力的行為について、3種の質問をしました。(1)と(2)は特定のことについてではない、不快な冗談および暴力的行為、(3)と(4)は「ホモ」「おかま」「レズ」「おとこおんな」「オネエ」といった、性にかかわるもの、(5)と(6)は民族、人種、国籍にかかわるものです。[回答者数:4,285人]
問22では、大人になってから経験した不快な冗談やからかいと暴力的行為について、3種の質問をしました。(1)と(2)は、特定のことについてではない、不快な冗談や暴力、(3)と(4)は「ホモ」「おかま」「レズ」「おとこおんな」「オネエ」といった、性にかかわるもの、(5)と(6)は民族、人種、国籍にかかわるものです。それぞれについて、(ア)受けたか否か、(イ)見聞きしたか否かを質問しました。[回答者数:4,285人]
調査主体
厚生労働省 国立社会保障・人口問題研究所 人口動向研究部 第2室長 釜野さおり 代表
「働き方と暮らしの多様性と共生」研究チーム(日本学術振興会 科学研究費助成事業)
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル6F
http://www.ipss.go.jp/projects/j/SOGI/ 03-3595-2984
調査協力 大阪市